XTC Best Band Ever

XTC is the best band ever. Period.

アンディ・パートリッジがジョン・レノンを語る「レノンが最も得意としたコメディとシュールレアリズムは彼の発言、歌、文章のすべてに感じられる。ちょうど金太郎飴みたいなもので、どこを切ってもレノンが出てくる」

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アンディ・パートリッジがジョン・レノンを語る。

レノンの最も得意とするコメディとシュールレアリズムは彼の発言、歌、文章のすべてに感じられる。ちょうど金太郎飴みたいなもので、どこを切ってもレノンが出てくる。

 

レノンの散文等の文章は凄く面白いんだけど、同時に残酷だったというが...。

"そこが面白かった "とパートリッジは主張する。"最近だとポリコレに反する表現だとして非難を浴びるだろう。レノンのユーモアが単に『俺の嫁をやるよ』みたいなものだけだったら、居眠りしたくなるほど退屈なだけでしょ。そうじゃなくて、レノンのユーモアは面白いと同時にショッキングだったわけ。顔面殴打付きのユーモアだったから、より深く印象に残った”

 

"コメディとシュールレアリズム、それがレノンの最も得意とするところだった"とパートリッジは続ける。"それは、彼の発言、歌、文章のすべてに見いだされた。会話の中でもそれが感じられる。ブライトンの棒飴(日本の金太郎飴のようなもの)のようにそれが焼印されていて、どこを切っても出てくる。その棒飴に印された文字は"ブライトン”ではなく"レノン”。どこを切っても"レノン”という焼印が出てくる。それが彼の考えるシュールなユーモアなんだよ”

 

 

"ジョンはメロディを見つけると、わざわざメロディを変えるんじゃんなくて、その下のコードを変えて同じメロディを保つ”とパートリッジは付け加える。"それを、刺激的で興味深いものにするため、『We Can Work it Out』や『Happiness is a Warm Gun』のようなワルツのテンポの曲を思いつくわけ”

 

"時々、レノンと話をしてる夢を見る "とパートリッジは明かす。"彼のユーモア、風変わりなところが大好きだった。テレビのインタビューを見たり、『ハード・デイズ・ナイト』や『ヘルプ!』を見たり、彼の本を読んだりするのが大好きだった。レノンからsmartassになることを学べて感謝している"

 

注記:smartass(直訳:賢いお尻)とは頭の回転が速く、質問に対して、意表を突くような、ひとを食ったような、面白くて機転の利くことを言い返せる人。イメージとしてはジョンレノンのことを指しているんだけど、日本人で言うと成田悠輔をもうちょっと荒っぽいストリート系にした感じの面白くて皮肉っぽいけど痛いところを突いてる鋭い言い返しが出来る人。