XTC Best Band Ever

XTC is the best band ever. Period.

知ってた?XTCのライバルは実はジャパンだった!? XTCのスタジオのドアに耳を付けて盗聴していたジャパン!!

XTCのライバルは実はジャパンだった!? XTCのスタジオのドアに耳を付けて盗聴していたジャパン!!

 

XTC - アンディ・パートリッジ インタビュー

 

下記のインタビューはすべて数年前のものです。

 

1983年の「ママ―」のアルバムのプロデュ―サーにスティーヴ・ナイを使うことになったのはアンディがほかならぬスティーヴ・ナイがプロデュ―スしたジャパンの「錻力の太鼓」(1981年)のドラムの音に魅かれたからだった。

 

So we were trying out Steve Nye, because we liked the sound of the Tin Drum album -- I didn't like the singing;

I actually found it slightly comical, to be honest. It was sort of like somebody taking the piss out of Bryan

Ferry. But I love the actual sound of the record -- it was beautifully recorded.

僕らは、スティーブ·ナイを使ってみることになったんです。みんな、「錻力の太鼓」のアルバムの音が気に入っていて - 個人的にはあのヴォーカルは好きではないですが。

 

正直に言うと、あれは、ちょっと滑稽に思えますね。何だか、ブライアン·フェリーをおちょくってマネしてるみたい。でもレコードの音はすごい好きです - 美しいレコーディングですよ。

 

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あのジャパンもXTCのファン! レコーディングスタジオで隣合わせになった時のエピソードをアンディが回想。

 

アンディ:And I'll tell you what I also remember about mixing it at AIR -- this was the one above Oxford Street in London -- was that we were in a studio in the right-hand side, and in the studio on the left-hand side were the group Japan. I came out of the door of our studio -- you know, we'd been mixing this for hours, and I probably needed

a piss or something -- and as I opened the door, three or four members of Japan fell in! They were outside, with their ears against the door.

エアースタジオでミックスをしてる時のエピソードがあります - 場所は、ロンドンのオックスフォード通り(Oxford Street)の次の通りです。

 

そこの右側のスタジオには僕らXTCが、左側のスタジオにはジャパンがいたんです。

 

ある時、ミックス作業が何時間も続き、おそらくトイレか何かの用で廊下へ出ようとドアを引っ張ったところ、ジャパンのメンバーが3、4人ドサッと倒れて来たんです!

 

彼らはドアに耳を付けて僕らのレコーディングをこっそり聴いていたんですよ!

 

TB: [laughing] Checking up on the competition!

TB:(笑)ライバルをチェックしてた!

 

AP: [chuckling] Exactly. They must have been very embarrassed. Because I pulled the door open in a rush, to run

out and have a piss, and they literally fell in!

AP:(笑)その通り。すっごい恥ずかしかったはずですよ。

 

だって、僕は、おしっこしたくてサッと勢いよくドアを開けたものだから、彼らはつんのめるようにしてコケちゃったんですよ!

 

AP:They were the sort of band that had this slightly high-falutin' art reputation, and a rather aloof coolness, and to catch them ear-balling the competition so blatantly as that was quite amusing. [laughs]

AP:ジャパンというグループはいかにもカッコつけた威厳のあるアートをやっているイメージがあって、ちょっとお高くとまってクールに決めているバンドだったんです。

 

それが、あんな風に露骨にライバルの音楽を盗み聴きしてる姿を見て、すごい意外で面白かった(笑)。

 

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XTCの「オレンジズ・アンド・レモンズ」でドラムの担当をしたパット・マステロットさん。元々XTCの大ファンでドラムの依頼の話が来たときは大歓喜したそう。真面目な彼はスタジオ入りする前にXTCの各メンバーがどういう音楽を聴いているのか聞き出しそれらのレコードを買い毎日一生懸命聴きこんだそうです。彼のインタビュー:

 

PM: And from Andy, it was The Blue Nile, A Walk Across the Rooftops, which I'd never heard, and which I ran right out and bought. And Adolescent Sex by Japan. And that's David Sylvian...

PM:アンディにどういう音楽を聴いてるのかと聞くと、ザ・ブルーナイルというバンドの「ア・ウォ-ク・アクロス・ザ・ルーフトップス」とかいう耳慣れないレコードだったのですが、すぐに買ってきました。

 

それから、ジャパンの「果てしなき反抗」も聴いていると言ったんです。あの、デヴィッド·シルヴィアンのバンドです...

 

TB: Who you ended up playing with!

TB:その後、Japanは、あなたと一緒に音楽活動したんですよね!

 

PM: Exactly! When I heard that record, then Go 2 and White Music made more sense to me. It was like, "Holy shit,

they were actually competing with Japan" -- when you hear those jagged guitar riffs, and things.

PM:そうなんですよ!それで、そのジャパンのレコードを聴くと、XTCの「Go2」と「ホワイトミュージック」がどうしてあのような音楽になったのかやっとわかったんですよ。

 

"すげー!!XTCのライバルは実はジャパンだったんだ!" - あのとんがったギザギザ刻むギター·リフとか、そっくりなんですよ。

 

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怪しい、じゃなかった、妖しい男たち。。。こんなカッコいいJapanでもズッコケることやるんですね。

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