XTC Best Band Ever

XTC is the best band ever. Period.

XTCの最高傑作だと言われるSKYLARKINGの極性エラーを直したCDが来年の初頭に出る!!アンディ「他のCDバージョンのどれよりも良い。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音だ!」

XTCの最高傑作だと言われるSKYLARKINGの極性エラーを直したCDが来年の初頭に出る!!アンディ「他のCDバージョンのどれよりも良い。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音だ!」

 

この極性エラーとは何か!どうやってそんな不具合が発生したのか?アンディが説明してます。

  

apppppeee.JPG

 

**************

まずは、過去のツイートから:

 

2012年5月17日のアンディのツイート「最近出したスカイラーキングのアナログ盤が最も天啓。極性が補正され全ての音が正しくはっきり聴こえる」

 

1.22.2013

Skylarkingの極性の反転の問題は前回のレコード盤リマスターで直したが、これをCDで出す予定は?アンディP:"出来れば近い将来APEハウスからCDで出したいなあ。極性反転を直したら本当にサウンドが良くなった。"

 

3.14.2013

アンディが言うにはSkylarkingの極性の問題を直したCDがもうすぐリリースされるって。最高の音だって。Corrected polarity version will be available soonish,that will+sounds GREAT”

 

12.5.2013

今日のアンディ「今日SKYLARKINGの極性エラーを直したCDを聴きました。他のCDバージョンのどれよりも良い。みんなラッキーだね。もうすぐリリースしますよ。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音です」

 

5/19/2012 アンディ「(スカイラーキングの極性のエラーについて)トッド・ラングレンが自分のスタジオにレンタルデジタルテープマシーンを誤配線しちゃったのが原因。極性エラーはどこのスタジオでもしょっちゅうあること」

 

そのアナログ盤と同じことをしたのがこのCD盤。以前はXTCの音源のCDリリース権がなくアナログしか出せなかったが、今回EMIから期限付きでCDを含む版権を手にしたため、数年前の極性の反転を直したアナログ盤と同じことをしたCDにして出す。

 

12.10.2013

アンディ「極性エラーはマスターリングで発生する。神の様な耳を持ったエンジニアジョンデントによるとアルバム約4枚の内1枚に起こる」ファン「それは狂気だ...何故そんな事が起こるのか?彼等はプロでしょ?」アンディ「だ〜れも気がつかなかった...ジョンデントが気がつくまで」

 

12.10.2013

アンディ「極性エラーは、マスターリングの世界では良くあることだと聞いた。マルチとミックス間にたった一本の間違ったケーブルがあるだけで発生する」

 

何故、2010年に出したその極性エラー補正したバージョンはアナログだけしかリリースしなかったのか?理由は、原盤権所持してるEMI(ヴァージン)からはアナログリリース権しか許可されてなかった。今期限付きでCDリリース権を譲ってもらっている。それも色々条件付き。例えばDL版権は今だ持っていない。それはXTCはEMIと交渉中。

 

***********

2010年6月30日のアンディのレーベルAPEからの正式なるSkylarkingの極性エラー問題修正したヴィニール盤リリースの発表の和訳:

 

In the course of world renowned mastering engineer John Dents work on preparing the new double vinyl set of XTC's Skylarking for release, an interesting and wonderful thing has been discovered.

世界的に著名なマスターリングのエンジニアであるジョン·デンツがXTCのSkylarkingの新しいダブルアナログ盤をリリースするに向けて準備に取り掛かっている最中に、興味深く、且つ、素晴らしいことを発見した。

 

John has informed us that that somewhere in the chain from Todd Rundgrens Utopia sound studio and Londons Master room studio, way back in 1986, a fault has occurred that means all of the versions of Skylarking you've ever heard, on CD or vinyl, have sounded...how shall we put this?... wrong.

ジョンが説明してくれたのはこういう事:1986年当時、トッドラングレンのユートピアサウンドスタジオとロンドンのマスタールームのスタジオの間のどこかで、不具合が発生した。そのために、今まで皆さんが聴いてきたSkylarkingの全バージョン、つまり、CD、あるいはアナログ盤は....なんて言ったらいいのか....“間違った”サウンドだったですね。

 

How can this be I hear you think, sounds fine to me?

きっと皆さんは僕に“一体、どうやったら、今まで普通のサウンドに聴こえていたのか?”と思うでしょう?

 

The band themselves always had a nagging doubt that the album sounded a little too thin and bass light, not like they remembered it sounding from the recording process.

実は、僕らバンドメンバーの間でも、いつもこのアルバムはややサウンドが薄すぎだしベースも軽すぎではないか?という疑いを拭いきれなかった。レコーディングの時に聴いて憶えている音とは違っていたんですね。

 

Well, what John has identified is that the previous vinyl and CD's {including the flashy US Fidelity version unfortunately} have been manufactured with their sound polarity reversed.

今回、ジョンはその原因を発見してくれました。今までのアナログ盤とCD盤{残念ながら、USのハイファイステレオ音響サウンドバージョンも含み}は全てサウンド極性が反転して製造されたのが原因だと言うのです。

 

In laymans terms this mix up means that sound waves that should be pushing out from your speakers are actually pulling them back and projecting from the rear.

分かりやすくこの間違いは何かと言うと、みなさんのスピーカーから押し出されるべき音波は、実は後ろに引っ張られてレアから出力されてしまっているということです。

 

Something as simple as a wrongly wired XLR plug in Todds studio or the Master room would have resulted in this sound mishap.

これは、トッドのスタジオやマスタールームでそれこそ単に誤って配線されたXLRプラグだけでも、このサウンド不具合をもたらすってこと。そのために、レコードの音が遠く薄く響くわけです。

 

Making the record sound distant and thinner. He has identified that the original tapes appear in very good condition and with this problem now rectified APE will be able to present to you shortly a splendid double deep vinyl cut of this classic XTC album as it was intended to sound, but never has done due to human error.

ジョンが言うには、オリジナルテープはまだ良い状態で保たれているので、この不具合さえ直せばAPEは皆さんにこのXTCの最高傑作アルバムを人的ミスで実現されなかった元々意図していた最高に素晴らしい深いサウンドのダブルヴィニールカットバージョンでお届けできます。